高校生に提供できるサービス(前)


カフェに行くと高校生が勉強している光景をよく目にします。

また「さすがに高3はどっか予備校行かないと、でも授業をたくさん取るとすごい高いでしょ。

だから授業は最低限だけにしておいて後は自習室が使えればOK」という話を聞いたこともあります。

 

そもそも高校生が塾や予備校に通う目的はどこにあるのでしょうか。

もちろん大学に合格するためというのはわかります。

ですがカフェで長時間自習したり予備校でも自習室が使えればOKなのであれば、なおさら塾の役割って何なのでしょうか?

これは、高校生まで対象を広げようとしている当塾においてはとても気になるなテーマなのです。

で今現在私なりの考えを少しまとめてみることにしました。すでに高校部をされている塾の先生方からは、おしかりを受けるかもしれませんが・・ 高校生が塾に通う目的というか当塾が高校生に提供できるサービスについてです。

 

私が考える塾のサービスは大きく4つありますが、今日は前半の2つのサービスについて簡単に書かせていただきます。

 

1)志望校合格への計画立案

高校受験であれ大学受験であれ、これが一番重要だと考えます。

なぜなら計画が出来上がった時点で合格の7割が決まると考えるからです。

合格への計画を立てるわけですからあとはそれを100%実行するだけで合格できるわけです。

志望校合格というゴールは決まっています。そこに現在の学力、週当たりの学習時間、部活などを加味して一人ひとりの学習計画を志望校から逆算して立案し、最終的に日々の学習まで落とし込んでいきます。

実はこれがなかなかのハードワークなのです。

現在、当塾では中学3年について志望校からの逆算計画を実施しています。

実際に立案だけで2週間程度かかってしまいます。

大学受験は高校受験より複雑で多岐に渡りますが基本は同じだと考えます。

 

2)学習管理

これも中学3年で実施している計画表を基にした進捗状況の確認をベースに各科目ごとの面談を細かく行うことが求められると考えます。 たとえば「単語に関しては2週遅れている」とか「数ⅡBは1週進んでいる」とか各科目ごとの細かいアドバイスができれば、生徒も「じゃあ、どうしよう」を考えやすくなります。

特に計画より遅れている場合、志望校を安易に下げることはしたくありません。

まず計画を見直して必要な学習時間を増やしたり、学習管理の頻度を増やしたり志望校を維持することが優先されるべきです。

いずれにしても計画と予定があってこそ学習管理が生きてくることは間違いありません。

 

次回は3)4)について書きたいと思います。